総合的かつ反省的な後書き。



 こんなに長い作品を読了頂き有難うございました。
 正直に言いますと、この版への修正からそんなに経ってないにも関わらず、この作品は自分の認識不足が至るところに見え隠れしていて頭が痛くなってくるような気がします。
 書き始める前には、「よし、脳の構造も研究してこっそり自分で設計図とか書いて念入りに準備するぞ」とか思っていたものですが、連載という形式で書き綴っていった所為なのかそもそもが抜けてる所為なのか、色々ともう……ほんとに頭が痛い。一応本は読んだんですけどねぇ。
 この版に関してはまるっきり科学考証は有りませんので、まさかとは思うけど信じないでくださいね。あ、他の考証もないですけど(ぇ)。
 結城コーポレーションの英国支部はネットがダイヤルアップだし(これ一番笑いどころ)、幽霊の定義は適当だし、奏流の機能もよく判らないし、一粋はなぜだか関西弁維持してるし(笑)、羽鳥大学は激しく狭いし一般教養とかやってないし、何より兄さん暇すぎるし(それは修正する気もないがっていうかきっと暇人だあの人)。



 で、そんな訳でいい加減恥ずかしくなって来たりもしているので、リライトを模索中です。
 ただし、現在構想中の外伝・本編の続きなどは全てこのバージョンを元にしているので、このバージョンを廃棄することはしない予定です。
 なんとなれば、結果が変わってしまいそうなので(最初っから違いますから)。
 ただ、いずれは結果が変わらないリライトもしたいものだと思います。だって外伝を読んで頂くためには本編がある程度必要だし、その本編がこの状況じゃ本気で穴掘って逃げ出したいし……(入るんじゃないのね)。
 

 ……しょうもないボケと突っ込みはともかく。
 リライト(特殊な外伝くらいの扱いにしようと思っています)は資料集めをしっかりしてから始めるつもりですので、まだ暫くお待たせすると思います。
 その間に外伝や魔術師のほうのアップロードもしていきますので、宜しければ今後もいらしてください。

 最後にもう一度。
 このような拙い上に長い作品をお読みくださりどうもありがとうございました。
 精進します。


 

2003年05月 水門清哉 拝。      



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